三重四日市市立 羽津小学校小4犬たちの目上川 莉央

 私は夾竹桃物語「わすれていてごめんね」を読んで原爆で死んだのは人間だけではないということに気付きました。植物や動物も原爆で命を落としたり戦争でつらい思いをしたのです。しかし、なぜ人間には慰霊碑があるのに植物や動物には慰霊碑がないのでしょうか。それは人間が植物や動物にも同じ命があるということを忘れられているからだと思います。

 この物語では燃えていく夾竹桃にがんばって水をかけてくれた犬たちは悲しい目をとじて死んでいったと書かれています。私は自分の命よりも夾竹桃の命を優先した犬たちにおどろきました。犬も辛いのに夾竹桃のために水をかけてくれたのがすごいと思ったからです。そして犬の行動はとても勇気があると思いました。私だったら自分の命を犠牲にして他の人を助けることはできないと思います。

 そしてこの物語で植物にも動物も人間と同じ大切な命があり、戦争や原爆で苦しい思いをしたということを知りました。私は植物や動物にも人間と同じ命があることを忘れていました。きっと私と同じように植物や動物にも人間と同じ命があるということを忘れている人はたくさんいると思うので、この物語を読んでもらい植物や動物も戦争で辛い思いをしたということを知ってほしいです。

 動物虐待というものがあります。きっと動物にも大切な命があるということを知らない人が動物虐待をするのだと思いました。動物に虐待をすることは絶対に無くさないといけないので動物にも大切な命があるということを知ってほしいです。

 私は「植物や動物にも大切な命がある」ということをこの物語に教えてもらいました。

そしてたくさんの植物や動物や人間の命を奪った戦争をなくして平和な世の中になってほしいと思いました。なので、この物語を多くの人に知ってもらいたいです。

三重学校法人 津田学園 津田学園中学校中1感想文飯見 日葵