ずっとおぼえているよ
いぬさん、からだがもえているきょうちくとうさんにみずをかけてあげて、やさしいね。ふつうだったらにげるのに、つよいね。
ぼくは、いぬさんが、ぶるぶるっとからだをふってみずをかけるところをそうぞうしたらなきそうになったよ。
いぬさんは、すごくやさしかったから、いきかえってほしかったよ。
でも、いのちは、きえてしまったら、もとにはもどらないんだね。だから、いのちは、だいじにしないといけないんだね。
それなのに、げんしばくだんをおとして、すごくたくさんのいのちをけしてしまうなんて、ひどいな。ひどすぎるな。
せんそうをしたひとは、そのことにきづいていなかったのかな。ぼくは、そのことがしりたいよ。
ぼくは、げんしばくだんをぜったいにつかわないよ。
ぼくは、やさしいいぬさんのことや、からだがもえても、がんばっていきたきょうちくとうさんのことを、ずっとおぼえているよ。
げんしばくだんのこわさも、ずっとおぼえているよ。
岐阜 | 美濃市立 藍見小学校 | 小1 | 感想文 | 古田 誠 |