わたしが「わすれていてごめんね」を読んで心にのこった場面は、三つあります。
一つ目は、気をうしなってしまったキョウチクトウを、犬が仲間といっしょに助けた場面です。わたしだったら、火の中に立っているキョウチクトウを自分の命を落としてまで助けることは、できないと思います。ただでさえ自分の命を落としてまで助けることはむずかしいことなのに、仲間もいっしょに助けようとしていたので、勇気のある犬たちだと思いました。
二つ目は、キョウチクトウを助けた犬たちが、「ボクの分まで生きてね。生きてね。」と言った場面です。せっかくキョウチクトウが意しきを取りもどしたのに、犬たちはみんな死んでしまったので、キョウチクトウたちは悲しかったと思いました。わたしは、犬たちも死なないで生きていてほしかったと思いました。でも、キョウチクトウたちは、長生きできているので、犬たちは、天国で、「ありがとう。」と言っていると思いました。
三つ目は、男の子が、キョウチクトウに、「わすれていてごめんね。」と、言った場面です。キョウチクトウのお話を聞いて、すぐに男の子は、人間たちはほかの生き物たちをわすれていることに気がついて、すごいと思いました。
わたしはこの本を読んで、せんそうは人間が起こしていて、人間のほかにも魚や動物などがたくさん死んでしまっているのに、人間は人間しかいのらないから、魚や動物たちにもいのってあげないとかわいそうだと思いました。これからは、人間のほかにもたくさんの生き物たちにいのってあげたいと思います。
岐阜 | 各務原市立 鵜沼第二小学校 | 4 | 感想文 | 村松 愛菜 |