岩手 | 一関市立 萩荘中学校 | 中3 | 絵画 | 佐藤 舞奈 |
私はこの「夾竹桃物語」を読んで気づかされた事がたくさんあります。
自分が人間からの視点だけで「原爆」のことを考えていた事にも気が付きました。
私は小学生の時に原爆資料館に行きました。そこでは原爆により人間がどのような身体的、精神的状態に陥ったのかが展示されていて、「なんて悲惨なんだ」という感想を持ちました。
自分では「原爆」について十分に知っていると思っていましたが、植物や人間以外の動物からの視点で「原爆」の事を考えたことがありませんでした。この本は、人間だけでなく他の生き物達も「原爆」により被害にあったという事に気づかせてくれたと同時に人間が人間の事だけを考えていて他の生き物の事を考えずに行動しているからずっと長い間戦争が絶えない要因になっているのではないかと考えました。
今、地球は「地球温暖化」という危機にひんしています。それはまた、人間が自分達の欲望のまま動いてきた結果のようにも思います。しかし、その被害を受けているのは人間だけではなく何の罪もない植物、動物も被害を被っているのです。なのにその事実に気づけていない人が多くいます。
私達人間には言葉があります。私達は言葉で伝える事のできない生き物達の声をきき、その真実について伝えていかなければならないのではないでしょうか?私は、植物や動物が戦争や今起きている地球温暖化でどのような被害を被っているのかを多くの人に知ってもらい、植物や動物の「命」もまた大切にできる人になりたいと思いました。
広島 | AICJ中学・高等学校 | 中1 | 感想文 | 増田 雅 |