文部科学大臣奨励賞
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愛知 |
春日井市立東部中学校 |
中3 |
希望を胸に |
服部 公成 |
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私は忘れない |
私は、どんなに自分が苦しくても、頑張り続ける生き物の姿に引き込まれました。物語の中には、動くことのできない、今にも命が絶えてしまいそうな夾竹桃を、犬が必死に助けている場面があります。また原子爆弾の炎を受けても、生きようとする植物の姿もありました。生き物の強さが、私にとって、とても印象的でした。東日本大震災の際の津波で一本だけ松の木が倒れずに奇跡的に立っていたこと、家で育てている花の球根の育つ速さからも同様に、植物が生き延びようとする生命力の強さを感じます。植物の力はすごいと思いました。
また、原子爆弾についての恐ろしさも再認識しました。原子爆弾によって多くの建物や家が崩れ、様々な物が溶けてしまったという広島の戦争について学びました。原子爆弾は過去のことではなく、最近の福島の原子力発電所の爆発もあり、「原子力」といった言葉が身近になっています。怖いです。原子爆弾や危険な物が、地球から全て無くなるといいと心から思います。
私は戦争に反対です。私は人間で、意見を伝えることができるのだから、これからも戦争に異を唱え続けたいと思います。もしこの物語に出てくる犬が自分だったら、たくさんの生き物を助けたいです。夾竹桃だったら自分自身を大切にし、成長し続けたいです。
人間はいつも祈るときは自分のことばかりで、他の生き物たちの命を考える事は、ほとんどありません。この物語を読んで、私は人間本意ではなく、木、花、葉、虫、鳥、大きな動物、小さな動物…のことを忘れないで生きていきたいと強く感じました。また夾竹桃を助けた犬たちのように、困っている人や動物を見かけたら、自分のできる精一杯のことをしたいです。そして、全力で毎日を生き、様々な障害を、私は乗り越えていきます。 |
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愛知 |
愛知県立名古屋盲学校 中学部 |
中1 |
感想文 |
梅谷 はるな |
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